ギブソンの傘下ブランドとして知られるEpiphone(エピフォン)。リーズナブルな価格のギターやベースをリリースしており、ギブソンとはまた違った魅力があります。ここでは、中古市場で高価買取されているモデルをご紹介します。
この記事のポイント
Epiphoneのベースの買取相場
Epiphone T-Bird Pro Thunderbird | ¥20,000 |
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Epiphone EB-3 |
ASK |
Epiphone Embassy Bass |
ASK |
Epiphone RIVOLI | ASK |
幅広いサウンドメイクが可能なEB-3は市場で高い人気を誇ります。また、Jack Casady BassやAllen woody rumblekatなどのシグネチャーモデル、生産終了しているRIVOLIシリーズなどは高値で取引されています。詳しい金額は楽器の買取屋さんへお問い合わせください。
高価買取が期待できるEpiphoneのベースの種類とは?
独特のフォルムと骨太なサウンドで人気のサンダーバードや、SGベースなどが高い人気を誇っています。また、レスポールモデルや有名アーティストのシグネチャーモデルも中古市場で高値で取引されています。
Epiphone製の人気機種の場合は高価買取が期待できる
人気のあるモデルなら、発売されてしばらく経っていても高額査定が期待できます。中古市場で高値がつきやすい定番のモデル、高額査定が期待できるエピフォンベースのモデルを具体的にご紹介しましょう。
サンダーバード(Thunderbird,TB-90など)
これまでになかった斬新なボディスタイルを採用したサンダーバード。ギブソンからもリリースされていますが、エピフォンからも手の届きやすい価格でラインナップされています。
ギブソンのモデルだとセットネック、スルーネックを採用していますが、エピフォンはボルトオンネックを採用しているのが特徴です。ハムバッカータイプのピックアップを2基搭載しており、パワフルかつノイズの少ないサウンドが実現できるのも人気の理由です。
ボディが大きいため鳴りもよく、骨太なサウンドを生み出せるため人気があります。ギブソンに比べて価格がリーズナブルなことや、ロックからヘヴィメタルまで、幅広い音楽で活躍できるモデルのため、市場流通数も比較的多く、購買ニーズも高いです。ベース初心者にも人気のベースです。
Epiphone/エピフォン エレキベース T-Bird Pro Thunderbird
SGベース(EB-0、EB-3など)
SGベースの代表的なモデルとしてはEB-0、EB-3が挙げられ、どちらも中古市場で高い人気を誇ります。
EB-0
ショートスケールを採用しており、初心者や体の小さな女性でも演奏しやすいベースです。そうした理由から幅広い層に支持されており、高額査定が期待できるモデルです。
ギブソンとの違いはリアのピックアップが搭載されていないこと。リアピックアップを省きショートスケールを採用したことでウォームなサウンドを実現しています。ギブソンモデルとはまた違ったサウンドメイクが可能です。
EB-3
34インチのロングスケールを採用しているのが特徴です。また、ピックアップも2基をリアとフロントに搭載しており、幅広いサウンドメイクを可能としています。
個性的な音作りが可能になるEB-3と違い、リアにもピックアップを追加したことでタイトかつクリアなサウンドを生み出します。さまざまな音楽のジャンルで活躍できるため、高値で取引される傾向にあります。
レスポールベース(LP STD Bassなど)
ギブソンやエピフォンの代名詞ともいえるレスポール。エピフォンのベースにもレスポールモデルはラインナップされており、ギブソンのレスポールベースを忠実に再現しています。
LP STDはボディとネックにマホガニー材を採用し、指板にはローズウッドを使用しています。エピフォンの代名詞でもあるレスポールモデルなので、中古市場で高額査定が期待できます。
フライングVベース(Flying-V Bass)
攻撃的なボディフォルムが特徴的なフライングV。根強い人気を誇るボディフォルムで、特にヘヴィメタルやハードロックなどの音楽ジャンルで活動するアーティストから人気です。Epiphone Limited Edition Korina Flying-V Bassのような限定生産モデルだとより高値が期待できます。
トバイアスベース(Toby)
エピフォンがトバイアスとコラボレーションして誕生したモデル。24フレット仕様のネックなので、ハイポジションでの演奏もしやすく初心者にもおすすめです。ボルトオン仕様で価格を抑えつつ、硬質でタイトな音を実現。非対称ネックの採用もこのモデルならではの特徴です。
エンバシーベース(Embassy Bass)
ボディとネックにマホガニ材を使用しており、ハムバッカーのカバードピックアップを採用しています。ハムバッカーピックアップにより図太いローエンドを実現しており、幅広い音作りも可能。どこか懐かしさを覚えるボディフォルムも人気の理由です。個性的なベースを求める層から人気のため、高値で取引される傾向にあります。
リッパーベース(Ripper Bass)
エピフォンがリリースしているベースの中でも、特に異質な存在感を放っているモデルです。フロントにスプリットコイル、リアにシングルコイルのピックアップを搭載しているのが特徴。タイトでゴリゴリした音からウォームなサウンドまで、万能なサウンドメイクが可能です。音作りの幅が広いことから愛用する方は多く、高値で取引されています。
シグネチャーモデルは中古市場での需要も多い
リスペクトするアーティストのシグネチャーモデルを欲する方は少なくありません。それゆえエピフォンのシグネチャーベースも人気があります。
ジャック・キャサディ(Jefferson Airplaneほか)モデル:Jack Casady Bass
伝説のベーシストでもあるジャックキャサディ氏のシグネチャーモデルです。セミアコタイプのベースで、ストーンローゼズ、ブライマル・スクリームのベーシストとして知られるマニが愛用していることでも有名な一本。セミホロウボディならではのウォームなサウンドも人気で、楽器店でも高価買取が期待できます。
アレン・ウッディ(Allman Brothers Bandほか)モデル:Allen woody rumblekat
Gov't Muleやオールマンブラザーズバンドで活躍していたアレン・ウッディのモデル。今は亡き伝説のベーシストのモデルでもあることから、熱狂的なファンからの人気は根強いです。渋みのあるワインレッドのボディカラー、ショートスケールの採用で演奏性も高いことから初心者人気も高いモデルです。
ニッキー・シックス(Motley Crue)モデル:Epiphone nikki sixx Blackbird
モトリークルーのベーシスト、ニッキー・シックス氏のシグネチャーです。メインのマテリアルにマホガニーを使用し、ネックをボディにボルトオンしています。艶消しブラックの個性的なビジュアルも人気の理由で、ファンはもちろん個性的なベースを求める方からも人気があります。
RIVOLIやニューポートベースなど生産終了となっている機種は希少価値が高い
生産終了になっているベースは手に入れにくいため、希少価値が高いため高価買取が期待できます。
RIVOLIシリーズ
セミホロウボディを採用したセミアコタイプのベース。搭載したハムバッカーピックアップによりパワフルな出音が期待でき、それをボディで共鳴させるため深みのあるサウンドメイクが可能。骨太かつ温かみのあるサウンドを好むミュージシャンから人気があるため、中古市場で高値で取引されています。
ゼニスベース(Zenith Bass)
レトロな雰囲気を醸し出すゼニスベースは、セミアコタイプのボディにNanoMag&NanoFlexピックアップを搭載したモデルです。アクティブEQの搭載により音作りの幅が広いのも特徴。フレットレスタイプのモデルもあり、こちらも需要があるため高額査定が期待できます。
ニューポートベース
60年代に生産されたヴィンテージモデルです。希少価値が高く、中古市場に出回る数も少ないため高額査定が期待できます。軽量かつボディも薄いため、高い演奏性を備えているのも特徴。ベースの初心者や女性にもおすすめのベースのため需要が期待でき、実際市場ではかなりの高値で取引されることも少なくありません。
Epiphoneのベースを買取査定に出す場合に注意したいこと
ボディやネックのコンディションが査定に影響を及ぼすため、傷や打痕の有無をチェックしましょう。ピックアップの改造や付属品の有無も査定を左右することが多いため注意が必要です。
よくある質問