ビートルズをはじめとするイギリスのミュージシャンが多く愛用しているイメージのリッケンバッカーですが、実はアメリカの楽器メーカーです。
今回は、そんなリッケンバッカーで高価買取の期待できるモデルを紹介していきます。買取価格の相場について詳しくは以下のページをご覧ください。
ギターの買取価格の相場がわかる査定表
この記事のポイント
Rickenbacker(リッケンバッカー)で高値の買取価格査定が期待できるエレキギター
他のメーカーにはない個性的な特徴を持つリッケンバッカーのエレキギター。とくにネックに特徴があり、ミディアムスケールでかつスリムな丸いネックは他のメーカーにはありません。
同じリッケンバッカーでも複数の種類が発売されており、それぞれ違った特徴を持ち、買取価格も違ってきます。
ここでは、高価買取の期待できるリッケンバッカーのエレキギターについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「300」シリーズ
リッケンバッカーの「300」シリーズは、両側が中空となっているホロウボディが特徴です。
ここではエレキギターとして紹介していますが、厳密にいえばエレアコに分類されます。24フレットあるセミアコはリッケンバッカー以外にはなく、唯一無二の存在と言えるでしょう。
同じ「300」シリーズでもさまざまな種類が発売されており、とくに330と360はリッケンバッカーの中でも代表的なモデルです。
日本ではACIDMANの大木伸夫が360を使っていることでも知られています。
歴史の深いモデルであり、ビートルズのメンバーも使用していたことから人気のモデルとなっている「300」シリーズ。
ものによっては驚くような価格で売られているモデルも存在します。
もし使用していない「300」シリーズが自宅にあれば、ぜひ買取価格査定に出してみるといいでしょう。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「400」シリーズ
リッケンバッカーの「400」シリーズはすでに生産を中止しており、市場にあまり出回っていないモデルです。存在を忘れらててしまうほど、現在ではかなりレアなモデルとして認識されています。
90年代後半から2000年代にかけてUKのミュージシャンを中心に使われており、需要が増えているモデルです。
「400」シリーズはラモーンズやMC5などガレージパンクバンドをはじめ、KASABIANのギタリストであるセルジオ・ピッツォーノも愛用していました。出回ることが少ないモデルなので、コレクターの間でも人気となっています。
もしお持ちの方は手放すのがもったいないと感じるかもしれませんが、一度買取査定に出してみるといいでしょう。想像以上の価格がつけられるかもしれません。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「600」シリーズ
リッケンバッカーの「600」シリーズは、ボディに空洞がないソリッドボディが特徴のエレキギターです。パワフルなサウンドから美しいクリーントーンまで対応でき、多くのプレイヤーから愛されています。
エフェクターとの相性が非常に良く、幅の広いサウンドを奏でられるのが魅力的な1本です。
「600」シリーズがとくにシンガーに愛用されることが多いのは、歌いながらでも持ちやすいという特徴を持っているからです。日本のシンガーでも、椎名林檎やレミオロメンの藤巻亮太が愛用していることで知られています。
とくに620は、椎名林檎の代表曲である「丸の内サディスティック」の歌詞にも登場しました。
「600」シリーズは標準機である620、ヴィンテージスタイルの660が代表的で、非常に中古市場でも人気があるモデルです。
置いてあるだけでもインテリアとして魅力的な1本ですが、もし使っていないのであれば買取価格査定に出してみるのもいいでしょう。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「C」シリーズ
リッケンバッカーの「C」シリーズは初期に制作されていたモデルを現行版として復刻し、最新の基準に合わせたモデルです。
ここではエレキギターとして紹介していますが、エレキベースでも「C」シリーズは発売されており、リッケンバッカーの復刻版のことを指します。12弦仕様の360など、珍しいモデルも発売しているシリーズです。
「C」シリーズには高価買取の期待できるモデルが多数存在しています。
とくに新星堂60周年記念モデルの310C64 Jetglo Limitedは限定24本しか存在しておらず、かなり希少価値の高いモデルです。他にも廃盤したものも多く、レアなモデルとして認識されています。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「Combo」シリーズ
「Combo」シリーズはリッケンバッカーの草創期から1960年代に発売された古い歴史を持ち、ほとんどが生産中止となっているモデルです。420や450シリーズの元になったモデルでもあり、リッケンバッカーの歴史を語る上では外せません。
「Combo」シリーズは1950年代に製作されたモデルもあり、ヴィンテージギターとしてかなりの価格でやりとりされています。Combo 400やCombo 900あたりが代表モデルですが、ほとんどのモデルが希少価値の高いものです。
もし、「Combo」シリーズを買取査定に出す場合は、高価買取の期待ができます。
Rickenbacker(リッケンバッカー)で高値の買取価格査定が期待できるアコースティックギター
エレキギターやエレキベースの印象が強いリッケンバッカーですが、アコースティックギターも販売しています。種類としてはああまり多くないため、あまり出回ってはいません。
ここでは、高価買取の期待できるリッケンバッカーのアコースティックギターについて紹介していきます。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「700」シリーズ
「700」シリーズは、リッケンバッカーのアコースティックギターモデルです。実店舗やネットオークションでもほとんど見かけることがないことからも、それだけ希少価値の高さを伺うことができます。
すべてのモデルは生産中止しており、お目にかかることすら難しいモデルです。
「700」シリーズの代表的なモデルは700・730・760とありますが、どれも希少価値の高いモデルです。仮に販売していたとしても、驚くような価格で販売しています。
もし「700」シリーズをお持ちであれば、試しに買取価格査定に出してみるといいでしょう。
Rickenbacker(リッケンバッカー)で高値の買取価格査定が期待できるエレキベース
エレキギターとともに世界的人気を誇る、リッケンバッカーのエレキベース。フェンダーなどの定番ベースと違い、個性的なエレキベースとして認識されています。
ビートルズのポール・マッカートニーもメインベースとして愛用するリッケンバッカーのはいくつかの種類に分けられており、それぞれ特徴が違います。
ここでは、高価買取の期待できるリッケンバッカーのエレキベースについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「4001」シリーズ
リッケンバッカーのエレキベース の中でもっともスタンダードなモデルである「4001」シリーズ。
ビートルズのポール・マッカートニーやディープパープルのロジャー・グローバーなどが愛用した名機です。近代的なへヴィロックにも合う抜けの良いサウンドは、世界中のベーシストに評価されています。
「4001」シリーズは、フェンダーの定番機であるジャズベースやプレシジョンベースとともに世界で愛用されています。
中でもLimited 4001S SPLは、国内限定で35本しか存在しない復刻モデルです。
高価買取の期待ができるため、ぜひお持ちの方は買取を検討してみてください。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「4003」シリーズ
「4003」シリーズも「4001」シリーズと同様、リッケンバッカーのスタンダードとも言えるエレキベースです。基本的には「4001」シリーズを継承しているものの、よりモダンな仕様となっており、ハイゲインなサウンドが可能になっています。
日本では4003・4003Sの2つがラインナップされており、どちらも人気のあるモデルです。
中古市場でもよく見るモデルではありますが、人気の高さからも高値でのやりとりがされています。
もし「4003」シリーズをお持ちの場合は、高価買取を期待していいでしょう。
Rickenbaker(リッケンバッカー)「4004」シリーズ
リッケンバッカーの「4004」シリーズはシンプルなデザインでありながら、よりモダンなサウンドに進化させているモデルです。ハードロックやへヴィロックのベーシストに愛用されており、操作性がよくメリハリの効いたサウンドを奏でます。
「4004」シリーズは生産が中止しており、市場で見かけることはあまりありません。
しかし、個性的なデザインのものが多く、需要のあるモデルです。
「4004」シリーズをお気に入りにしている人は多いですが、いちど買取査定額を確認してみるのもいいでしょう。
Rickenbacker(リッケンバッカー)で高値の買取価格査定が期待できるシグネチャーモデル
歴史の深いリッケンバッカーは、多くのミュージシャンがシグネチャーモデルを発売しています。
世界的人気のミュージシャンが使用したシグネチャーモデルは人気が高く、高価買取の期待ができるモデルです。
ここでは、そんなリッケンバッカーのシグネチャーモデルを紹介していきます。
Rickenbaker(リッケンバッカー)ジョン・レノン「JL」シリーズ
誰もが知っているであろうビートルズのジョン・レノンも、リッケンバッカーからシグネチャーモデルを発売しています。ジョン・レノンは、325を使用していたことで知られているリッケンバッカーの愛用者です。
ジョン・レノンのシグネチャーモデルは、主に325JL,・355JL・350/12JLの3つ。
限定販売されたレアモデルであり、出回ることはあまりありません。325JLは限定2,000本、355JLと350/12JLは合わせて2,000本が世界に存在しているだけです。
歴史に残るミュージシャンのシグネチャーモデルながらも大量生産されていないエレキギターは中古市場でも人気があり、高価買取の期待ができます。
Rickenbaker(リッケンバッカー)ピート・タウンゼント「1997PT」
ザ・フーのギタリストであるピート・タウンゼントも、リッケンバッカーからシグネチャーモデルである1997PTを発売しています。
1997PTは世界限定200本しか販売しておらず、かなり希少価値の高いモデルです。
Rickenbaker(リッケンバッカー)ロジャー・マッギン「370/12RM」
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」で95位に選ばれているロジャー・マッギンも、リッケンバッカーからシグネチャーモデルである370/12RMを発売しています。
370/12RMも1,000本限定でしか販売していない、非常に貴重なモデルです。
Rickenbaker(リッケンバッカー)スザンナ・ホフス「350SH」
バングルスのメンバーでありロサンゼルス出身の女性歌手、スザンナ・ホフスもリッケンバッカーからシグネチャーモデルである350SHを発売しています。
完全限定品として売られていた350SHは生産中止となっており、現在ではお目にかかることも困難です。
Rickenbaker(リッケンバッカー)ジョン・ケイ「381JK」
ステッペンウルフのフロントマン、ジョン・ケイもリッケンバッカーからシグネチャーモデルである381JKを発売しています。
1990年代のわずかな期間にしか製造されておらず、たいへん希少価値の高いモデルです。
Rickenbaker(リッケンバッカー)クリス・スクワイア「4001CS」
イエスのベーシストとして知られるクリス・スクワイアも、リッケンバッカーからシグネチャーモデルである4001CSを発売しています。ホワイトのボディで、抜けのよいサウンドが特徴的なモデルです。
Rickenbaker(リッケンバッカー)トム・ペティ「660/12TP」
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとして活動していたトム・ペティも、リッケンバッカーからシグネチャーモデルである660/12TPを発売しています。1991年に1,000本限定で発売された660/12TPは、非常に希少価値の高いモデルです。
Rickenbaker(リッケンバッカー)グレン・フライ「230GF」
イーグルスの創設メンバーでリーダーのグレン・フライも、リッケンバッカーからシグネチャーモデルである230GFを発売しています。1992年に限定販売された230GFは1,000本限定であり、お目にかかることはほとんどありません。
Rickenbaker(リッケンバッカー)レミー・キルミスター「4004LK」
モーターヘッドの主宰者、レミー・キルミスターもリッケンバッカーからシグネチャーモデルである4004LKを発売しています。
世界限定たったの60本しかない4004LKはかなりのレアモデルであり、お目にかかることすら難しいモデルです。
Rickenbaker(リッケンバッカー)カール・ウィルソン「CW」シリーズ
ザ・ビーチ・ボーイズのオリジナル・メンバー、カール・ウィルソンもリッケンバッカーからシグネチャーモデルである「CW」シリーズを発売しています。主に360を愛用していた彼のシグネチャーモデルは360CWと360/12CW。
お持ちであれば、ぜひ買取価格査定に出してみましょう。
Rickenbacker(リッケンバッカー)は楽器の買取屋さんが高価で買取査定
リッケンバッカーの買取価格・相場査定を紹介しました。リッケンバッカーは歴史のある楽器メーカーで、多くの名機を排出しています。この記事の内容を見て、ぜひ買取価格査定の参考にしてください。
楽器の買取屋さんではリッケンバッカーの高価買取も行っています。お問い合わせをいただけるようなら以下のページをご確認のうえお電話いただければ幸いです。