株式会社モリダイラ楽器が保有するブランドであるモーリス。アコースティックギターを中心に幅広いモデルを販売しています。今回は、初心者から上級者まで愛用するモーリスの買取価格査定について紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
Morrisのギターの買取価格表
Morrisのギターモデル名 | 買取価格 |
Morris W-100 | 32,500円 |
Morris MG1100 | 36,000円 |
Morris W-LTD VYL | 32,000円 |
Morris SC-16U 打田十紀夫シグネイチャー | 66,000円 |
過去に楽器の買取屋さんが買取したMorrisのアコースティックギターの価格相場は30,000~60,000円でした。
表をご覧いただくとわかりますが、Morrisもシグネイチャーモデルのほうが買取価格は高いです。買取実績のある打田十紀夫さんのほか、堀内孝雄さんや谷村新司さんなど昭和のフォーク・ニューミュージックのスターのシグネイチャーモデルも発売されました。
通常のアコースティックギターも買取価格は十分高いです。メイドインジャパンの精巧な作りは世界的に評価が高く、中古市場で人気があります。
Morris/モーリス アコースティックギター/アコギ W-100
Morris(モーリス)のグレードのよる買取価格査定の違い
モーリスは、同じブランドの中にも3つのグレードが用意されています。3つのグレードはそれぞれボディの形状や仕様が違いますが、買取価格にも影響しています。
高価買取価格ができるモデルを紹介する前に、まずはモーリスの3つのグレードについて理解しておきましょう。
Morris(モーリス)PERFORMERS EDITION(パフォーマーズ・エディション)
モーリスのパフォーマーズ・エディションは、3つのグレードの中でもっともお手軽に購入できるモデルです。海外で生産されているためコストをおさえることができ、低価格で購入することができます。
主に初心者に最適なグレードですが、上級者でも納得の音質と品質を実現しています。幅広い層に受け入れられるモデルと言えるでしょう。
Morris(モーリス)HAND MADE PREMIUM(ハンドメイド・プレミアム)
モーリスのハンドメイド・プレミアムは、比較的グレードの高いモデルです。長野県松本市のモーリス工場で生産されており、その名のとおり手作りで生産されています。メイドインジャパンのモデルはとくに信頼されており、多くの愛用者がいるグレードです。
ハンドメイド・プレミアムを製造する工場は品質を向上させるために効率的な生産体制を整えています。10名ほどの職人によって生み出されるモデルは、月に50~60台。1日換算で約1〜2台の生産が行われており、あなたがお持ちのモーリスもその1本です。高品質なグレードのため中古市場でも需要があり、買取価格に期待できるでしょう。
Morris(モーリス)LUTHIER MADE PREMIUM(ルシアーメイド・プレミアム)
モーリスのルシアーメイド・プレミアムは、3つの中で最高ランクのグレードです。
カタログではさまざまなモデルが紹介されていますが、実は参考扱い。すべてオーダーメイドで作られています。年間でも24〜30本しか生産されておらず、非常に貴重なモデルです。
ルシアーメイド・プレミアムはハンドメイド・プレミアムと同じく手作りで生産されていますが、違うのはプレミアム・クオリティー・ギターを製作する匠・ルシアー森中巧が手掛けていることです。
ハンドメイド・プレミアムと使う木材は区別され、こだわりの1本を作り上げています。もし、このグレードの楽器を持っていたら、買取査定に出してみる価値が十分にあるでしょう。
Morris(モーリス)で高値の買取価格査定が期待できるアコースティックギター
1970年代に起こったフォークブームを支えたブランドと言われているモーリス。
代表的な楽器は、やはりアコースティックギターです。現代ではロックミュージシャンも愛用するモーリスのアコースティックギターは、さまざまなモデルが発売されています。とくに「M」シリーズや「F」シリーズなどモーリスを代表的するモデルはアコースティックギターの中でも名器と言われるモデルです。
ここでは、高価買取の期待ができるモーリスのアコースティックギターについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
Morries(モーリス)「M」シリーズ
モーリスの「M」シリーズは、モリダイラ楽器の歴史とともに長く愛されているモデルのひとつです。
アコースティックギターの定番機と言っても過言ではありません。ボディ形状は「戦艦」の意味を持つドレッドノートと呼ばれ、迫力のある大きさです。
「M」シリーズはその大きなボディにふさわしく、しっかりとした迫力のある大音量を得ることができます。コードをかき鳴らすのもいいですし、フィンガーピッキングにも最適です。幅の広い使い方ができる「M」シリーズは中古市場でも人気のモデルなので、買取価格が気になる人は査定に出してみましょう。
Morries(モーリス)「F」シリーズ
モーリスの「F」シリーズも「M」シリーズと同じく、モリダイラ楽器を代表する定番機のひとつです。サイド&バックが合板で作られており、頑丈になっているので気軽に扱うことができます。
「F」シリーズは「M」シリーズと違ってやや小さめなボディをしています。ネックが短いため非常に使いやすく、繊細な音を持つのが特徴。これからギターを始める人にも最適ですが、上級者が使ってもいいモデルです。初心者向けのエントリーモデルであるF-280やF-351などのモデルを販売しており、中古市場でも人気を誇っています。
Morries(モーリス)「Y」シリーズ
モーリスの「Y」シリーズは、ニューヨーカースタイルの小ぶりなボディが特徴のアコースティックギターです。普段弾きにぴったりで、手軽に使うことができます。コンパクトなギターを求める人に最適で、中古市場でも人気です。
「Y」シリーズの中でも、Y-90が代表的なモデルです。ボディ材はオールマホガニーを使用しており、暖かくて柔らかな音色を奏でます。現行機としてはY-021 MHが発売されていますがY-90の方が需要が高く、高価買取の期待ができるモデルです。買取価格が気になる人は査定に出してみましょう。
Morries(モーリス)「S」シリーズ
2001年に発売された、モリダイラ楽器の中でも比較的新しいモデルのモーリス「S」シリーズ。フィンガー・ピッキングに最適な設計をされているのが特徴です。カッタウェイ付きが基本となっており、ハイポジションの演奏でも問題なく演奏できます。コンパクトな作りで抱え込みやすく、ソロギターをプレイするのにぴったりなアコースティックギターです。
「S」シリーズは、ハンドメイド・プレミアムとルシアーメイド・プレミアムからそれぞれ発売されています。前述したようにルシアーメイド・プレミアムの方がハイグレードモデルとなり、より高値で買取が期待できるモデルです。とくにS-131Rは太くはっきりとした低音に迫力のあるサウンドで、人気のモデルとなっています。
Morris(モーリス)で高値の買取価格査定が期待できるエレアコ
アコースティックギターで有名なモーリスですが、エレアコも同じく人気です。。生音でも品質の高いサウンドを奏でるモーリスのエレアコはいくつかの種類を販売しており、それぞれ特徴が違っています。
ここでは、高価買取を期待できるモーリスのエレアコについて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
Morries(モーリス)「R」シリーズ
モーリスの「R」シリーズは、シングルカッタウェイが特徴的なエレアコです。すべてのフレットを問題なく使うことができ、ハイフレットでも邪魔するものはありません。ソロギターで使うなど、魅せることに適したエレアコと言えます。
「R」シリーズで代表的なモデルが、R401とR601です。同じシングルカッタウェイのエレアコですが、使用している材に違いがあるため価格が違います。具体的に言えばR601の方が価格が高く、より豊かなサウンドが特徴です。もちろん、もともと価格の高さは買取価格にも影響を与えます。
Morries(モーリス)「G」シリーズ
モーリスのエレアコの中でも、バランスに優れている「G」シリーズ。ドレッドノートのアコースティックギターにプリアンプを搭載したモデルです。手元に音の調整ができるイコライザーを搭載しており、非常に使い勝手に優れています。
「G」シリーズの中でも多くの種類が発売され種類が発売されていますが、とくに代表的なモデルはG-401です。R401など他のモデルでも401シリーズは人気となっています。「G」シリーズは2000年代以降に発売されたモデルも人気となっていますので、使用していないものが自宅にある場合は買取査定に出してみましょう。
Morries(モーリス)「J」シリーズ
モーリスの「J」シリーズは、ステージ上でのパフォーマンスに最適なエレアコです。生音の良さをアンプにそのまま出力することを考えられています。そのサウンドからも、モーリスの品質の高さを証明できる1本です。
「J」シリーズは独特なカラーを採用しているモデルもあり、ステージで使うには最適です。「J」シリーズの中でもJ-15とJ-18はミッドナイトと呼ばれるカラーリングで、ライトが当たると青っぽく光り、ステージ映えしてくれます。
Morris(モーリス)で高値の買取価格査定が期待できるミニギター
アコースティックギターやエレアコを販売するモーリスですが、コンパクトなミニギターの販売も行っています。小ぶりなサイズとはいえ、品質の高いモーリスのギターであることに変わりはありません。
ここでは、高価買取の期待できるモーリスのミニギターについて紹介していきます。
Morries(モーリス)「SA」シリーズ
モーリスの「SA」シリーズは、ミニギターの中では大きめのサイズが特徴です。標準的なサイズのギターとミニギターの中間になるような、ちょうどいいサイズとなっています。コンパクトなギターですが、トップ材に単板が採用されているので音量は十分です。
「SA」シリーズはシングルカッタウェイとなっているので、ハイポジションを弾くのにも適しています。小さい子どもが使うも良し、大人が自宅でソロギターを楽しむにも良し、幅広く使うことが可能。
中古市場でも需要があるため、もし使っていない「SA」シリーズが」あればぜひ買取価格査定に出してみましょう。
Morries(モーリス)「NS」シリーズ
弦長22インチとコンパクトながらも、本格的なサウンドが特徴のモーリス「NS」シリーズ。持ち運びに便利な大きさで、使いやすい1本です。少し弾きたい時や子供ようとしても使うことができます。
「NS」シリーズは表甲にサペリ材を使用した個性的なデザインが特報で、他とは違った魅力のあるミニギターです。代表的なモデルはNS-231ですが、中古市場でもあまり見かけることはありません。もし使っていない「NS」シリーズがあれば、一度査定に出して買取価格を確かめてみましょう。
Morries(モーリス)「LA」シリーズ
「NS」シリーズと同じくコンパクトながらも、モーリスの品質の高さ感じることができる「LA」シリーズ。単なるミニギターではなく、実用性に長けたモデルです。自宅用として弾くのもいいですし、外に持ち運んで弾いてもいいでしょう。
「LA」シリーズの中には生産完了品となっているものも多く、中古市場でもあまり出回ることがありません。もともとの値段が安いため高額にならない可能性もありますが、十分に買取することは可能です。レアなモデルになるほど買取価格は高くなるので、ぜひ査定に出してみてください。
Morris(モーリス)で高値の買取価格査定が期待できるシグネチャーモデル
モーリスは日本国内の楽器ブランドであり、フォークブームを支えたギターを多く販売しています。とくにフォークブームで活躍したミュージシャンが使用したシグネチャーモデルは、高価買取の期待ができるモデルです。
ここでは、高価買取の期待できるモーリスのシグネチャーモデルを紹介していきます。
Morries(モーリス)堀内孝雄のシグネチャーモデル
モーリスが販売する堀内孝雄のシグネチャーモデル、SJ-112TH。ヘッドにペガサスが付いており、非常にゴージャスなイメージのアコースティックギターです。ボディはセミジャンボで、音圧のあるサウンドを奏でます。きらびやかな音色と美しいサスティーンが人気のギターです。
堀内孝雄のシグネチャーモデルというだけあって、中古市場でも需要がなくなりません。SJ-112THの他にも復刻モデルであるMorris W1200Dも発売しており、どちらも人気のあるモデルです。もし、あなたが堀内孝雄ファンなら手放すのは難しいかもしれませんが、買取価格査定だけでも出してみるといいでしょう。
Morries(モーリス)谷村新司のシグネチャーモデル
アリスのリーダーでシンガーソングライターでもある谷村新司も、モーリスからシグネチャーモデルを発売しています。ハンドメイド・プレミアムで作られたM-112STはシグネイチャーモデルに相応しく、豊かな生鳴りが特徴です。ヘッド部には「アリス・ペガサス」インレイがあり、谷村新司ファンにはたまらない1本でしょう。
2001年にはアリス再結成記念限定復刻版として、MG-1200STが発売されました。アリスの楽曲によくマッチする、アルペジオでもまとまりの良いサウンドが特徴です。シグネチャーモデルはとくに高くなる傾向があるため、谷村新司モデルも高価買取が期待できます。
Morries(モーリス)南澤大介シグネチャーモデル
作曲家・編曲家として日本で活躍する南澤大介も、モーリスからシグネチャーモデルを発売しています。Sシリーズから発売されているS-131Mは、幅広で薄型のネックが特徴。乾いたサウンドはアルペジオを弾くのにピッタリです。インレイからブリッジ、塗装まで南澤大介こだわりが詰まっており、コストパフォーマンスに優れています。
S-131Mの廉価版として、S-101Mも販売されています。廉価版とはいえ、モーリスの高い品質は健在。シンプルな柄に洗練されたデザインで、非常に軽くて使いやすいのが特徴です。シグネチャーモデルを抜きにしても品質の高いハンドメイド・プレミアムなので、買取価格には期待できます。
Morris(モーリス)は楽器の買取屋さんが高価で買取査定
モーリスの買取価格・相場査定を紹介しました。モーリスはモリダイラ楽器が保有するブランドであり、フォークブームを支えた人気のあるモデルを多数販売しています。この記事の内容を見て、ぜひ買取価格査定の参考にしてください。
楽器の買取屋さんではモーリスの高価買取も行っています。お問い合わせをいただけるようなら以下のページをご確認のうえお電話いただければ幸いです。