フェンダー・ギブソン・PRSに続いて、日本で有数の人気を誇るギターブランドと言えば、YAMAHA(ヤマハ)のギターではないでしょうか。ここでは、ヤマハのギターの買取相場、高価買取が期待できるモデルなどについてご紹介します。
この記事のポイント
YAMAHA(ヤマハ)のギターの買取相場・査定例
YAMAHAのギターですが、実際売るとなった時いくらぐらいの金額になるのか気になるものでしょう。以下の表は実際の高価買取となった一部事例です。ぜひご家庭の機材と見比べてチェックしてみてください
YAMAHA SG2000 MT | ¥240,000 |
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YAMAHA SG-T1 | ¥213,000 |
YAMAHA Pacifica USA-2 Custom | ¥55,000 |
YAMAHA pacifica usa 2-custom | ¥50,000 |
YAMAHA SLG-200S | ¥25,000 |
REVSTARシリーズ
2016年に誕生した新シリーズです。独自開発のピックアップを搭載し豊富なカラーを揃えています。RSP20CRやRS720B、RS620などのモデルは中古市場でも高値で取引される傾向にあります。
SGシリーズ
ヤマハを代表するソリッドギターのシリーズ。トーンプロス製のブリッジ、グローバー製ロック式ペグなどを搭載しています。Limited Edition SG2000DPやSG-175Bなどのモデルは高価買取が期待できます。
SG1000
PACIFICAシリーズ
アルダー材を使用したボディにメイプルネックをセットしたシリーズ。PAC1511MS Mike Stern SignatureやPACIFICA USA2などは市場価値も高く、高額買取される傾向にあります。
SAシリーズ
ヤマハが自信を持って送り出したセミアコシリーズ。SA1100やSA1000、SA2200、SAS-1500といったモデルが高値で取引されています。流通数の少ないSA2100だとさらに高値が期待できるでしょう。
MG-M
B'zのギタリスト、松本孝弘氏モデルのギターです。MG-M CUSTOMやMG-HKなどのモデルが高価買取されています。MG-M Customは本人使用のギターと同じスペックなので、より高価格になりやすいです。
RGX-A2
徹底した軽量化を施したギターで、ボディバランスにもこだわったモデルです。弾きやすいモデルのため初心者から上級者までおすすめで、買取需要の高いモデル。RGX-TTやRGX-1212Jなどが高値になりやすいです。
サイレントギター
YAMAHA SLG-200Sを25,000円で買取しました。サイレントギターは中古ギター市場でも人気が高いため、メーカー希望小売価格の30%程度の査定額をつけています。
ヤマハのサイレントギターの特徴と買取価格
そのほかヤマハのシグネイチャーモデル・変形ギターなど
サンタナモデルのSG175B、野呂一生モデル、高中正義氏モデルなどのシグネイチャーシリーズは高値で取引されています。
高価買取が期待できるYAMAHA(ヤマハ)のギター
ヤマハのギターはかなり細かくシリーズやグレードが分けられています。ここでは高価買取の期待できる種類をまとめてみました。
高価買取が期待できるYAMAHA(ヤマハ)の上位グレードのギター
ヤマハが誇る上位グレードのギターとしては、SG3000やSG 25T、SG1802などが挙げられ、これらのモデルは高値で取引されています。
SG3000
熟練したクラフトマンが1本ずつ丁寧に仕上げており、美しいフォルムと豊かなサウンドが魅力的なモデルです。Tクロスメイプルスルーネックの採用で、伸びのあるサステインとプレイヤビリティを両立させているのも高値で取引される理由でしょう。また、バイサウンドシステムによりキレのあるシングルコイルサウンドが得られるのも人気の理由です。
SG 25T
1991年にリリースされたモデルで、50本だけ発売されました。市場に出回る数が少なく希少価値があり、高値で取引されています。ヘッドには特殊なデザインも施され、ほかのヤマハのギターとは一線を画す存在感を放っているのも高価買取されやすい理由ではないでしょうか。ハムバッカーとシングルコイルのピックアップを搭載することで、幅広いサウンドメイクも可能になっています。
SG1802
ダブルカッタウェイタイプのギターで、ボディ中心から外周に向けてボディ材を少しずつ薄くする設計になっているのが特徴です。重量バランスに優れ、最適な演奏性を実現しているのも高値で取引される理由でしょう。Seymour Duncan SP90-3ピックアップ、グローバー社製ロッキングチューナーを搭載しているのも高額査定になりやすい理由です。
有名ギタリストのシグネチャーモデルは買取需要がある
ヤマハからは著名ギタリストとのコラボレーションなどでシグネチャーモデルがいくつか製造されています。これらのモデルはギタリストのファンはもちろん、その仕様から魅力を感じるギタリストも少なくありません。高価買取が期待できるシグネチャーモデルをご紹介します。
寺内タケシ35周年モデル:TBJ-CST
エレキの神様の異名で知られる寺内タケシ氏の35周年を記念して造られたモデルです。使用している木材・ハードウェアはごく一般的ですが、トルクやアングルを調整できるアームなど演奏性やチューニングの安定性にこだわったモデル。美しいバラのインレイを施し、ヴィジュアルも抜群です。ゴールドパーツも多用しゴージャスに仕上げられており、ファンでなくても手にしたくなる一本といえるでしょう。
カルロス・サンタナモデル:SG175B
国内限定50本で発売されたレアなモデルで、中古市場にも滅多に出回らないレアなギターです。希少価値の高さゆえ高額買取されており、驚きのプレミア価格がつくことも。ボディにはホンジュラスマホガニーを採用し、マトワを重ねることで独特のルックスを実現しています。目を引く仏陀のインレイなど、他のモデルを圧倒する存在感を持つのも高値で取引される理由でしょう。
野呂一生(CASIOPEA)モデル:GBシリーズ
カシオペアのギタリストとして知られる野呂一生モデルは、市場に出回ることが少なくレアなギターです。中でもIN-1は軽量コンパクトなセミホロウボディのモデルで、豊かなサウンドメイキングが可能になることから高い買取需要が期待できるでしょう。また、ネックにスターのインレイを施したSG-1も市場では高値で取引されています。
高中正義モデル:SG-T2
独特のボディデザインを採用したモデル。SG人気に火をつけたともいわれる高中正義氏のシグネイチャーであり、ファンなら是が非でも手に入れたいギターです。ロッキングトレモロやアクティブ回路を搭載し、本人のサウンドに近づけるスペックになっているのも高価買取されている理由でしょう。
高価買取が期待できるYAMAHA(ヤマハ)のヴィンテージとは
60年代にリリースされたモデルや、80年代のギターなどは中古市場でも高額査定につながりやすいです。
60年代製は初期のSGシリーズなど独創的なモデルが多く人気が高い
1960年代は、ヤマハがエレキギターを製作し始めたばかりの頃です。エレキギターブームが最高潮ともいえる時代であり、この時期にリリースされたモデルはビンテージ的な価値もあります。個性的なモデルが多いのも特徴です。
SG175などの現行モデルの原型となる70年代製の価値も年々上がっている
1970年代には、ヤマハのエレキギターの原形ができあがります。その後さまざまなギターのベースとなるモデルが次々とリリースされた時期でもあるため、この時代のモデルも年々価値が高まっています。コンディションによっては、より高額な買取価格となる場合もあるでしょう。
80年代製は初期のSG3000などのモデルがプレミア価格で取引される
SG3000といえば、数多くのギタリストたちに愛されてきた名機です。丁寧にハンドメイドされたモデルのため、良いコンディションの個体は高値で取引されています。
SGV800をはじめ90年代以降のヤマハギターは値が下がりにくい
特徴的なボディフォルムが印象的なSGV800は、中古市場でも高値で取引されています。ほかのモデルも極端に値下がりすることは少ない傾向にはあるものの、やはりコンディションがものをいいます。状態がよく、付属品などもすべてそろっていれば高値になりやすいでしょう。
現行のヤマハのギターはSG1820のような最上位モデルがねらい目
SG1820はヤマハのフラッグシップモデルです。最高クラスのマテリアルを使用し、ハイレベルな技術で仕上げられているのが特徴。ヤマハ独自のIRA処理により素晴らしい鳴りを実現しているのも高値になりやすい理由です。
YAMAHA(ヤマハ)のギターを買取査定に出す場合に注意したいこと
コンディションが買取価格に大きく関わるため、打痕や傷などがないかチェックしましょう。また、ピックアップなどを改造しているとマイナス査定になることも。保証書やケースの有無なども影響するので注意が必要です。
よくある質問
楽器の買取屋さんはYAMAHA(ヤマハ)のギターを高額買取
楽器の買取屋さんではYAMAHA(ヤマハ)のギターを高額買取いたします。家に眠っているYAMAHA(ヤマハ)のギターをお持ちでしたらぜひ当店までお問い合わせください。