大切に使ってきたトランペット。だからこそ納得の価格で売りたいと考えるものではないでしょうか。では、トランペットの買取価格相場とはどの程度の価格帯なのでしょうか。
この記事ではトランペットのブランド別に見た買取価格相場と高額買取におけるコツについて紹介します。
この記事のポイント
トランペットの各ブランドの買取価格相場
トランペットにはいくつかのブランドがあります。状態や販売された年代、梱包状態のほかにも、このブランドの種類によっても買取価格が異なります。
ここではトランペットの中でも特に知名度の高い4つのブランドにおける買取価格相場をご紹介します。
- YAMAHA
- bach
- XO
- CONN
現在、保管・保有するトランペットのブランドや型番をチェックし、どの程度の価格が付くかを見ていきましょう。
YAMAHAの買取価格相場
日本に限らず世界各地でも愛用者の多いYAMAHA。楽器そのものの使いやすさをはじめ、手頃さやアフターサポートの充実さが、愛される理由といえるでしょう。そんなYAMAHAの買取相場価格は以下の通りです。
型番・品名 |
買取価格 |
YTR-8335 |
¥80,100 |
YTR-6810 |
¥155,250 |
YTR-8340EM |
¥117,000 |
YTR-9335CHS |
¥171,000 |
YTR-4335GII |
¥48,600 |
YTR-850GS |
¥59,400 |
bachの買取価格相場
bachは1918年~1961年にかけてアメリカ合衆国に存在した金管楽器製造社。現在はコーン・セルマーのブランドとして、多くの人々に親しまれています。親しまれているからこそ保有する人が多いのか、価格帯は大きな振れ幅もなく安定しているといえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
bach Model 37 |
¥90,000 |
bach SP |
¥57,600 |
180 MLV Model:72 |
¥73,800 |
Model:37G |
¥84,780 |
Vincent Model SP |
¥45,000 |
Bach Model:229 CML S/N:98157 |
¥117,000 |
XOの買取価格相場
XOは管楽器や弦楽器を中心とした一流ブランドを取り扱う株式会社グローバルが開発・プロデュースした国産ブランドです。巧みな技術を誇る総合管楽器メーカー功学社と綿密な研究開発を繰り返し、繊細な音色を繰り広げることのできるトランペットです。
国産ブランドであるものの、その使いやすさや音色、上品な外観から、世界的なブランドとして知名度もあります。買取価格自体はそこまで振れ幅が広くなく、安定した価格帯といえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
RV-GB |
¥50,000 |
SD-S |
¥45,000 |
RV-GBS |
¥33,000 |
CONNの買取価格相場
「アメリカン・サウンド」と定評のある、独特な音色が楽しめるCONNのトランペット。繊細かつ美しい音色で、初心者からベテラン奏者にも人気があります。
CONNはもともとマウスピースを製造していた「ブリック・ブラウン楽団」のコルネット吹き「チャールズ・ジェラルド・コーン」がコルネットを製作したのがはじまりとされています。楽器の買取屋さんではそこまで買取回数がないものの、振れ幅の少ない価格帯といえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
Vintage ONE 1B-46 |
¥43,500 |
52B SP |
¥28,000 |
トランペットは中古市場でも需要が高い
中古市場の中でもトランペットは特に需要のある楽器です。その理由として1つ目に挙げられるのは、社会人の多くが求める楽器であることです。
社会人のブラスバンドサークルではトランペットが花形です。そのため、趣味などで始めたとしても、しっかりとしたポジションが獲得しやすい点が人気といえるでしょう。
2つ目は吹奏楽部に所属する学生が手に入れたい楽器である点です。学生の吹奏楽部でもトランペットは花形として人気があります。
しかし、ハイブランドのトランペットは学生には手が出しにくいといった理由から、中古市場でも人気があると考えられます。
トランペットを高価買取してもらうためのコツ
中古市場でも人気の高いトランペット。「中古市場でも人気があるなら、そこまで手入れをしなくても高額買取につながるのでは?」と思うのは大間違いです。
次に使う人のことを思えば、しっかりと手入れされているものほど欲しくなるはず。その点に留意し、ここでは高額買取のコツとして以下3つを紹介します。
- 動作チェックをしておく
- 定期的にお手入れをしておく
- 付属品を併せて買取に出す
動作チェックをしておく
長期間使っていないものでも毎日使っていたものでも、下取りに出す際は必ず動作チェックを行いましょう。
音に違和感がないか、拭きにくいといった症状はないか、押しにくい部品はないかなどを細かく見るよう心がけてください。
修理で簡単に直る異常であれば、修理に出してから下取りに出すのがマスト。時間や費用に余裕があるのであれば、気になるところを直してから下取りに出すことで高額買取につながります。
定期的にお手入れをしておく
しばらく使っておらずタンスなどに眠っているトランペットであれば、音や使用感に違和感を持つことも少なくありません。そのままの状態で下取りに出してしまえば、大切に使っていないことが明らかとなるため高額買取は難しいです。
どれだけ使っていないトランペットであっても、高額買取をしてもらうためには定期的なお手入れを行うよう心がけましょう。 なお、トランペットは金管楽器であるため、高温多湿の場所に弱い特徴があります。
使用しなくなった時はできるだけ高温多湿の場所を避ける、長期間放置したことでサビはないかなどを細かくチェックすると安心です。
付属品を併せて買取に出す
購入時と相違ない付属品は必ず下取りの際にも同梱しましょう。次に使う人がすぐに使えるよう、取扱説明書や保証書、純正のケースや部品などは必ず用意しましょう。
なお、付属品の状態にも気を配りましょう。著しく劣化している場合は減額対象となるため、保管には細心の注意を払うのが大切です。
また付属品を紛失した場合は減額対象となります。高額買取をしてもらうためにも、また、次の人がスムーズに使い始められるよう、付属品は漏れなく用意するよう心がけてください。
トランペットを高価買取してもらうなら楽器の買取屋さんへ
この記事ではブランド別でのトランペットの買取価格相場と高額買取してもらうためのコツについて紹介しました。
中古市場でも人気の高い楽器であるため、普段の使い方や保管方法に細心の注意を払うことが高額買取の近道といえるでしょう。
なお、楽器の買取屋さんではトランペットも高価買取対象です。最短30分での即日現金化や無料出張買取なども行っているので、トランペットの下取りを検討する方はぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。