これまで大切に使っていたフルート。たくさんの思い出があるものの、自宅で眠らせたままではもったいないと考えている方も多いのではないでしょうか。
状態がきれいであったり、フルートの音色に遜色ない状態のものであったりなど、お手持ちのフルートの状態が非常に良ければ高額買取の対象になる場合があります。
今回はフルートの買取価格相場と高額買取のコツについて解説します。きれいな状態で次の持ち主に見つけてもらえるよう、各項目を細かくチェックしましょう。
この記事のポイント
フルートの各ブランドの買取価格表
フルートと一口に言ってもその種類はさまざま。ここではフルートの中でも特にポピュラーな4つのブランドの買取価格相場について紹介します。
- ムラマツ
- SANKYO
- YAMAHA
- アルタス
ムラマツの買取価格相場
ムラマツとは1923年、国産フルートの生みの親としても名高い村松孝一氏が立ち上げた創業約100年の老舗フルートブランドです。
フルート作りに生涯をかけた創業者の思いが今もなお継承され、演奏技術の高いスタッフが研究・開発・試作・検討を繰り返して製作されているフルートです。
ムラマツの買取価格相場は非常に振れ幅が高いです。状態や型番、品名によっては予想以上の価格で買い取られるチャンスがあるといえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
DS RC ムラマツ 総銀製 フルート |
¥333,000 |
DN CCE |
¥225,000 |
M-R120 |
¥64,800 |
PTPCC |
¥540,000 |
GX Model |
¥144,000 |
SANKYOの買取価格相場
「良いフルートを創りたい」――。フルート作りの名匠である久蔵菊雄氏と武井秀雄氏をはじめとした、総勢7人の技術者で1968年に設立した老舗フルートブランドです。
技術・情熱・職人としての誇りを惜しみなく注いで作られたフルートは、取り付けられた細かな部品さえも芸術品のような美しさ。
妥協を許さない製造を日々積み上げてきたからこそ、50年以上経過した今もなお、幅広い世代に親しまれています。
SANKYOの価格帯も振れ幅が大きいため、状態や型番によっては高額買取のチャンスがあるといえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
Artist PA |
¥231,300 |
ETUDE PA |
¥68,580 |
Prima Etude リングキー仕様 |
¥81,900 |
ARTIST 総銀製 |
¥133,200 |
AG950 HAND-MADE ST |
¥315,000 |
YAMAHAの買取価格相場
長く大切に使ってほしいといった思いから、安心の最長5年感のアフターサポートを導入するYAMAHA。学生の部活動など、多くの人に愛され続けるのは、その手厚いサポートを含め、使いやすい使い心地や価格などに理由があるといえるでしょう。
YAMAHAの買取価格相場ではそこまで大きな振れ幅はないといえます。現在お持ちのトランペットの状態や型番・品名によっては高額買取のチャンスがあると考えられます。
型番・品名 |
買取価格 |
YFL-614LPGA |
¥104,400 |
YFL-61★H足部管/Eメカ付き |
¥99,900 |
YFL-584 |
¥61,200 |
YFL-514 CCE |
¥25,500 |
YFL-514 Eメカ |
¥32,150 |
アルタスの買取価格相場
日本人フルート奏者でもある田中修一氏が創始者のフルートブランド。職人が一つ一つ手作りで仕上げるフルートだからこそ、高い技術と繊細な技によって多彩な音色が楽しめるといえるでしょう。
アルタスの買取価格相場は非常に大きいと考えられます。状態はもちろん、型番や品名によっては、想像以上の価格も実現しやすいといえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
A807E |
¥45,360 |
ABF-823E |
¥360,000 |
AFL-1207E Eメカ |
¥141,300 |
A-907R リングキー |
¥45,000 |
A907 |
¥31,500 |
フルートを高額買取してもらうためのコツ
大切に使ってきたフルートだからこそ、納得の価格で買い取ってもらいたいものです。では、高額買取をしてもらうためにはどのようなコツがあるのでしょうか。
ここでは以下3つのコツについて紹介します。
- 日常的に傷がつかないよう配慮しておく
- 定期的にメンテナンスをしておく
- 付属品や保証書はとっておく
日常的に傷がつかないよう配慮しておく
毎日使うフルートだからこそ、その使い方には細心の注意を払う必要があります。落下させたり、ケースにしまわず持ち歩いてしまえば、状態はどんどん悪くなってしまいます。
高額買取をしてもらうためには、日常的に傷が付かないよう気を配った使い方が大切といえるでしょう。
なお、もし状態に違和感がある場合は、買取価格相場よりを下回った価格になる場合や、値段が付かない可能性がありますから注意しましょう。
定期的にメンテナンスをしておく
長い期間使っていないフルートであれば、その音色や部品に違和感が生じる場合があります。高額買取をしてもらうためには、定期的なメンテナンスも欠かせないと考えられます。
実際に使って見て、音色に違和感はないか、演奏中使いにくさはないか、部品が外れかけていないかなどを細かくチェックしたうえで下取りに出すよう心がけましょう。
付属品や保証書はとっておく
購入時に同梱されていた付属品は高額買取に欠かせないポイントの一つです。次の持ち主がすぐに使えるような準備も、非常に大切なのです。
取扱説明書や純正の部品、ケースなどがしっかりと保存されているかを確認しておくと、高額買取につなげやすいでしょう。
なお、保証書を紛失した場合、大きな減額対象となります。また、各部品の状態が著しく悪い場合も減額対象となるため、取り扱いには細心の注意を払いましょう。
フルートの高価買取を目指すなら楽器の買取屋さんへ
今回はブランド別に見たフルートの買取価格相場と高額買取につなげるコツについて紹介しました。
高額買取につなげるためには、普段の使い方やメンテナンス、付属品の有無が重要だといえます。
大切に使ってきた相棒のようなフルートを、納得の価格で売りたい方は、楽器の買取屋さんがおすすめです。無料出張サービスや、即日現金化などにも対応しているので、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。