ギターとベースの難易度についてまとめました。どっちから始めるべきか迷っている方はぜひご覧ください。
この記事のポイント
ギターとベースの難易度は?
ギターと比べるとベースのほうが簡単という意見は少なくありません。なぜ、ギターよりベースは難易度が易しいと言われているのでしょうか?
ベースが簡単と言われる理由
ベースが簡単と言われる理由は、1小節同じ音だけを弾き続けるルート弾きという奏法があるからです。運指が少なく、楽器初心者でも曲を演奏できたという実感が湧きます。
たとえば、ザ・ブルーハーツやGreen Dayなどのパンクバンドはルート弾きだけで完結する曲も少なくありません。ベースを始めて1週間でも「できた!」と喜べる状態になると思います。
ベースが奥深く難しい楽器である理由
上級者になればなるほどベースは奥深く難しい楽器だと言います。ベースは音楽知識や技術が問われる楽器だからです。
ベースは、ドラムのリズムを引き出したり弦楽器のコード感を強調したり、ボーカルのメロディを引き立てたりする役割があります。演奏時の役割は非常に多いです。
たとえば、音楽プロデューサーの中にはベーシスト出身の人が多く見られます。リズム・コード・メロディと、音楽を構成する3要素を深く理解しているからかもしれません。
ギターより簡単に始められますが、奥深い楽器がベースと言えます。
実はベースより簡単なギター
ギターは、コードを覚えたり運指が多かったりと、ベースに比べて難しい印象があるかもしれません。しかし、慣れてくるとギターのほうが楽という意見もあります。
実は、曲中でほとんどギターを演奏していない曲は少なくありません。
イントロのギターリフや曲間のギターソロなど見せ場があるから派手に見えるだけです。フレーズさえ覚えてしまえば弾けるのがギターです。
さらに、ギターのほうが一人で弾いていてもモチベーションが続きやすく、飽きずに続けられると考えられます。ベースはルート弾きや低音に派手さがなく、一人では曲が完結できません。そのため、集中力が続かないのです。
「ギターをやめたい」「挫折しそうだ」とお悩みの方はぜひ以下のページもご覧ください。みんな同じ挫折の壁を乗り越えてきたので勇気が出るかもしれません。
ギターを挫折する理由15選!ギターに飽きてやめたいときはどうする?
ギターとベースどっちが簡単と聞かれたら?
ギターとベースはどっちが簡単と聞かれたとき、ベースのほうが簡単と答える方もいるかもしれません。使用する弦の本数も少なく、ルート弾き中心の曲なら左手の運指を気にせず右手のピックに集中しやすいからです。
ただし、ベースの弦は押さえるのが難しかったり、しっかり弦を鳴らしたり、あるいはグルーヴを意識して演奏するなら難しい楽器と言えます。モテるかと言われればちょっと難しいということもあるかもしれません。
一方、ギターは弦が6本あって細かな運指も必要なことから楽器初心者には難しいと感じるはずです。ただし、ご家庭にギターがあることは珍しくなく、演奏する機会も多いでしょう。
もしどっちを弾けばいいかわからないという方は、ギターとベースの違いを以下のページで確認してから演奏してみてください。
ギターとベースの違いは?特徴・見た目・音の違い・弾き方を解説