利用機会の減った電子ドラムをそのまま自宅に置いておくのももったいないと感じている人もいるのではないでしょうか。電子ドラムは決して安い買い物ではないため、買取してもらうならなるべく高く売りたいと考えるでしょう。
今回は、電子ドラムのブランド別の買取価格相場をはじめ、できるだけ高く買取してもらうためのコツについて紹介します。
この記事のポイント
電子ドラムのブランド別の買取価格相場
電子ドラムの中にも様々なブランドやモデル、機能があります。自宅で気軽に楽しめるコンパクトサイズのものから、生ドラムに近い機能を備え本格的な練習ができるものも。機能の充実度によっても値段の変動があります。
ここでは、電子ドラムを販売する以下3つのブランドの買取価格相場について表を使用して紹介します。
- Roland
- YAMAHA
- ALESIS
Rolandの買取価格相場
Rolandは、電子ドラムのみならず電子ピアノやシンセサイザーなど多くの電子楽器を展開している国内メーカーです。電子ドラムを探していると真っ先に出てくるのがRoland製品ではないでしょうか。多くのモデルにメッシュパッドを採用しており、静音性に優れていることが特徴的です。
型番ごとの買取価格相場は以下の通りです。
型番・品名 |
買取価格 |
TD-25K |
95,400円 |
TD-30 |
198,000円 |
TD-8 |
46,980円 |
TD-20/TDW-20 |
153,000円 |
TD-12 |
119,520円 |
TD-4KX2 |
49,500円 |
TD-11KV |
60,300円 |
YAMAHAの買取価格相場
日本のメーカーでありながら世界的に知名度の高いYAMAHA。楽器以外にも自動車用の部品や音響機器など様々な製品を取り扱っています。YAMAHAの電子ドラムは、シリコン製のパッドを採用しているのが特徴的です。これにより、生ドラムに近い叩き心地を実感できます。
そんなYAMAHAの型番ごとの買取価格相場は以下の通りです。
型番・品名 |
買取価格 |
DTX700 |
63,000円 |
DTX582K |
55,800円 |
DTXTREME III スペシャル |
54,000円 |
DTX562 |
46,500円 |
DTX532 |
30,000円 |
ALESISの買取価格相場
ALESISは、アメリカの楽器・音響機器メーカーです。1991年に発売した8トラックデジタルマルチトラックレコーダー「ADAT」で人気を得たことで名前が広く知れ渡ったと言われています。電子ドラムでは、メッシュ構造キットを採用し、生ドラムに近い感覚を再現していると高く評価されています。
コストパフォーマンスの高い製品を多く展開するALESISの型番ごとの買取価格相場は以下の通りです。楽器の買取屋さんではそこまで買取回数がないものの、振れ幅の少ない価格帯といえるでしょう。
型番・品名 |
買取価格 |
CRIMSON |
54,000円 |
電子ドラムを高く買取してもらうためのコツ
電子ドラムを手放すと決めたときに気になるのが買取価格ではないでしょうか。どうせ売るならなるべく高く買い取ってもらいたいと考える人も多いかと思います。価格帯はメーカーや型番によってある程度決まっていますが、さらにご自身で少し工夫するだけで買取価格をあげられる可能性があります。
ここでは、電子ドラムを高く買取してもらうためのコツを4つ紹介します。
- 見た目をきれいに保っておく
- 動作チェックを行う
- 電子ドラムの付属品はなくさない
- 複数の買取業者で比較する
見た目をきれいに保っておく
電子ドラムは楽器の中でも丈夫な製品であるため、メンテナンスを怠らなければ何十年と使用できると言われています。そのため、中古でもあっても見た目がきれいに保たれていれば高価買取が狙えるでしょう。日頃から、汚れが付かないよう掃除することが大切です。
埃が被ったままだったり、指紋やキズがたくさんついていたり、金属部分が錆びていたりすれば当然減額の対象となってしまいます。また、電子ドラムのゴム部分には匂いが染みこみやすいです。タバコの匂いやカビ臭さがついてしまうとなかなか消えにくいため注意が必要でしょう。
埃や指紋は日頃から乾いたタオルなどで拭くようにしたり、金属部分は査定に出す前に磨いて錆びをとることをおすすめします。
動作チェックを行う
電子ドラムは電子制御で音を出しているので、必ず通電して動作チェックを行いましょう。故障して音が鳴らない状態では、大幅な減額となってしまいます。特にケーブル類は長年使い続けていると、断線することもあります。査定前に必ず確認しておきましょう。
電子ドラムの付属品はなくさない
電子ドラムは様々なパーツがセットになっています。椅子やペダル、ケーブルなどの付属品に加えてヘッドフォンやドラムスティックなども不要であればセットで買取に出すと良いでしょう。
基本的には、購入したときについていたものはすべて揃えておくことをおすすめします。中古の電子ドラムの購入を検討している側も、必要なものがすべてセットになっている方が一度の購入で済むため需要が高いと考えられます。買取に出す前に説明書やホームページをチェックして購入時に含まれていた付属品を点検しましょう。
複数の買取業者で比較する
査定する人の知識量によっては値段が上下することも考えられます。そのため、複数の業者に査定してもらい価格を比較することで高価買取が狙えるでしょう。
また、可能であれば楽器専門の買取業者で比較することをおすすめします。なぜなら、楽器に対する知識があるため、適切な査定が行えると考えられるためです。
電子ドラムの高価買取を狙うなら楽器の買取屋さんへ
この記事ではブランド別での電子ドラムの買取価格相場と高額買取してもらうためのコツについて紹介しました。
普段の使い方や付属品の紛失に細心の注意を払うことが高額買取の近道といえるでしょう。
なお、楽器の買取屋さんでは電子ドラムも高価買取対象です。最短30分での即日現金化や無料出張買取なども行っているので、電子ドラムの下取りを検討する方はぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。