BRIAN MAY GUITARS(ブライアン・メイ・ギターズ)は伝説のバンド クイーンのギタリスト ブライアン・メイが、遡ること40数年前、良質のエレキギターが買えなかったというのが主な理由により、チャレンジに挑む楽しみもあって、父親と一緒にエレキギターの製作に取り掛かるったことから始まります。現存するどのギターよりも良いものを作りたい、その一心でデザインから手がけました。
理想とするのはピッチとサウンドの幅が広く、安定したチューニングのトレモロを備えた激しいフィードバック奏法がしやすいギターです。皮肉ながら以前は、エレキギターとはフィードバックを起こさないようにデザインされていましたが、Jeff Beck, Pete Townshend 、Jimi Hendrixの手によって覆されたのでした。彼の父親は技術面の知識とスキルを持ち合わせていたので、オリジナルギターの夢は実現したのです。
今でもブライアン・メイが愛用している「レッドスペシャル」は、200年前の暖炉に使用されていた木材を用い、2年間の月日を経て完成したもの。Queenと共に世界を股に掛け、30年ものコンサートとスタジオワークをやり遂げた、体の一部となっています。
レッドスペシャルのレプリカは、これまでに大手ギターメーカーのアメリカGuild Guitars、イギリスBurns Guitarsなどで生産されていたこともありますが、ついにブライアン・メイ自身が、House MusicのBarry Moorhouse氏と長年教えを頂いているPete Malandrone氏と共にBRIAN MAY GUITARSを立ち上げました。特別な感触とサウンドを多くの人へ、最高品質を求めながらもリーズナブルな価格で届けることを目標にしています。